【変な家 映画】ネタバレあり感想!驚きのラストを徹底解説

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2024年に公開された話題作『変な家』は、独特の間取りと不可解な展開で観客を引き込むミステリー映画です。

この記事では、【ネタバレあり】で映画『変な家』を観た私の正直な感想と、驚きのラストシーンについて詳しく解説していきます。

これから鑑賞する方はもちろん、観終わった後に答え合わせをしたい方にもぜひ読んでいただきたい内容です!

この記事の内容

  • 映画『変な家』の基本ストーリー紹介
  • 原作との違いとオリジナル要素解説
  • キャスト陣の演技力に注目!
  • 実際に観た感想と評価ポイント
  • 一部で「ひどい」と言われる理由
  • 緊張感ある演出と不可解な恐怖演出
  • 驚きのラストシーンを徹底解説
  • 伏線回収の成否と考察の楽しみ方
  • ミステリー好きにおすすめする理由
  • 映画館鑑賞と配信待機の選び方提案

『変な家』の原作は?

変な家は、YouTuberで作家の雨穴(うけつ)さんが、3年ほど前に公開した動画「不動産ミステリー 変な家」をベースにした映画です。 この動画はこれまでに2,000万回以上も再生されるほどの人気ぶりで、2021年には雨穴自身の手で書籍化されました。 これが映画の原作となっています。

『変な家』映画のあらすじ【ネタバレ注意】

映画『変な家』は、動画クリエイターの「雨宮」が不思議な間取りの家に関する相談を受けたことから物語が始まります。

この記事ではストーリーだけでなく、実際に観た感想も紹介していますので、あわせてご覧ください。

この物語は、単なる間取りミステリーに留まらず、人間ドラマやサスペンス要素もふんだんに盛り込まれている点が特徴です。

映画版『変な家』の基本ストーリー

ストーリーは、動画クリエイターの雨宮がアシスタントから奇妙な間取りの家を紹介されるところからスタートします。

設計士に相談するうち、家の構造には意図的な隠蔽や仕掛けが施されていることがわかり、事件性を帯びていきます。

さらに、過去に起きた失踪事件や、家族間の秘密が絡み合い、ラストに向けて衝撃的な展開が待っています

登場人物

雨男/雨宮

オカルト専門の配備をする売れないユーチューバー。
マネージャーからある家の間取りについて相談を持ち掛けられ、栗原というバディとともに“変な家”の真相解明に動く。

栗原

ミステリーの愛好家で、冷静沈着だが一風変わった妄想家の設計士。
雨宮とバディとなり不可解な間取りの謎を解明していく。

柚希

本作のヒロイン。雨宮がアップした「変な家」の情報を知っていると連絡してくる女性で、雨宮や栗原と真相解明に動くが、どこか謎めいていて・・・

片淵綾乃

柚希の姉。
柚希が幼いころに失踪するも、どうやら家庭を築いているようで…

片淵文乃

片淵家の当主である重治の妻。

主要キャストとその演技力にも注目!

主演の間宮祥太朗をはじめ、演技派俳優たちが脇を固めています。

特に、雨穴役の演技が「不気味さ」と「親しみやすさ」を絶妙に表現しており、観客を物語に引き込む力がありました。

続けて、実際に観た感想もチェックしてみましょう。

実際に観た感想|ここが良かった・悪かった

映画『変な家』を観終えて感じたのは、非常に「クセになる怖さ」があるということです。

演出面について興味がある方は、ラストシーンの徹底解説も要チェックです!

一方で、ストーリーの一部展開に「無理がある」と感じる箇所もあり、評価が分かれる要因となっています

緊張感を高める演出が秀逸

特筆すべきは、音響効果と照明による恐怖演出です。

ストーリー以上に「空気感」で怖がらせる演出力が、この映画の大きな魅力です。

怖さの秘密については、ラストシーン解説も併せてご確認ください。

一部では「ひどい」と言われる理由

映画を観た人の一部では

「展開が雑」
「オチが弱い」

という批判もありました。

怖さよりも不可解さが勝る作風

本作はサスペンス・ミステリーというよりも、どちらかというとホラー寄りです。

この独特の作風にハマるかどうかが、評価の分かれ目になっています。

・ホラー映画としては面白い
・原作ファンにとっては映像化は嬉しい
・ミステリー要素が弱い
・脚本の詰めの甘さが目立つ
・原作および原作者へのリスペクトの欠如

【ネタバレ】変な家の結末を解説

結末

ラストで明かされるのは、

家そのものが犯罪の温床だった

という衝撃の事実です。

物語の核心は、片淵家に代々伝わる“左手供養”のしきたり。これは、左手のない子どもに年に一度、誰かを殺させて左手を供養するという恐ろしい儀式。発端は、名家・片桐家での近親相姦と後継争いから始まった因縁です。

しきたりを利用して自らの子を跡取りに据えようとした清吉の第二夫人が、呪いを正当化し制度化。その後、戦争によりしきたりだけが残りました。

作中では、3つの間取り図に共通する「窓のないこども部屋」が鍵。これは、

「左手なき子、暗室に入れ養うこと」

という家訓のためでした。

物語終盤では、登場人物の多くが仮面をかぶっており、柚希の正体や遺体の扱いなど衝撃展開が次々に明かされます。全ての謎が完全には解かれないままですが、「左手供養」の恐ろしさと家系に秘められた狂気が読者を強く引き込みます。

問題点

映画『変な家』にはいくつかの問題点が指摘されています。 まず、原作小説やYouTube動画で丁寧に描かれていた間取りの謎解きが、映画では冒頭の短い時間で簡略化されており、ミステリーとしての深みが不足していると感じる観客もいます。 また、物語の後半では、因習に囚われた村の過去や呪術的な要素が強調され、ホラー要素が前面に出る展開となっています。 これにより、原作のリアリティを重視したミステリーの雰囲気とは異なる印象を受ける観客もいるようです。

結論

『変な家』は、間取りの不自然さから始まる不動産ミステリーとしての魅力を持ちながらも、映画化にあたってホラー要素や因習的なテーマが強調されたことで、原作ファンとの間で評価が分かれる作品となりました。 映像美や音響効果による臨場感は評価されており、独特な世界観を楽しむことができる一方で、原作の持つ緻密な謎解きやリアリティを期待する観客には物足りなさを感じさせる部分もあります。 原作と映画の違いを理解した上で鑑賞することで、それぞれの魅力を楽しむことができるでしょう。

まとめ|『変な家』映画を観るべきか?

『変な家』は、ミステリー好きにはたまらない魅力が詰まった映画でした。

本編の感想やラストの意味を知った上で、さらに自分で考察したい方には特におすすめです。

あらすじ解説からご確認いただけます。

ミステリー好きには絶対おすすめ

本格的な推理劇というより、雰囲気重視のサスペンスを楽しみたい人に特におすすめです。

詳細なストーリー内容は、

映画館で観るべきか、配信を待つべきか?

音響効果を最大限に活かすため、できれば映画館での鑑賞をおすすめします。

配信予定が気になる方は、公開情報もチェックしてください。

こんな人に『変な家』は刺さるかも

・不穏な空気感が好きな人
・考察好きな人
・じわじわ怖い話が好みの人

これらに当てはまるなら『変な家』は間違いなく楽しめるでしょう。

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